壁画などを中心に、国内外で個性あふれるペインティング作品を残してきたKAMI。そんな彼が、国内では7年ぶりとなる個展を恵比寿gallery POINTで開催中だ。本来は「再生」や「復活」などを意味する「resurrection」という言葉を、「反復」「回転」「前進」と解釈した展覧会名には、螺旋階段を上がっていくかのように、回転(=継続)しながら、徐々に高みを目指そうとする自身のイメージが重ね合わされているという。一貫した意思を持ったストイックな表現で、これまでにストリート・シーンを中心に高い評価を得てきたKAMIが、新たなステージへ向かうための第一歩と位置付けた本展は、今後の彼の活躍を大いに期待させてくれる展示となっていた。
Report:原田優輝



展示されている作品はすべて新作。これまで、ライブペインティングや壁画等で目にすることが多かったKAMIのペインティングだが、落とし込む媒体が変わっても、その魅力が失せることはない。



巨大なパネルに様々な色が重ねられたペインティングは、KAMIの新境地とも言える作品。


会場では、彼のこれまでの活動が収められたスライドショーも流されていた。

実際にKAMIが使用している画材も展示され、Tシャツの販売などもされていた。

Exhibition Information
『The resurrection』
Apr 1 2008 - Apr 13 2008 at gallery POINT
Artist Profile
KAMI
京都生まれ、東京在住。 スケートボードをはじめとするストリート・カルチャーから派生した自由な精神性と軽快な構成力。そして、生まれ育った京都の伝統性や情感溢れる自然風景に強く影響を受けた「対比と反復」を特徴とする大胆かつ精緻なペインティング。 フリーハンドで描くグラフィカルなラインワークと、パワフルな抽象性をもって確固たるスタイルを築き上げた。その表現活動の場は壁画、キャンバス、ライブペインティングと、あらゆるシーンを超えており多彩。なめらかでいて深く力強い作品は観る者の心を捉えつづけている。












