スウェーデン出身のクリエイターPMKFAによる展覧会『Probarious』がDIESEL DENIM GALLERY AOYAMAで開催中だ。これまではグラフィック作品で注目されてきた彼だが、今回の展示は立体作品によるインスタレーションとなっている。また、本展では元々彼と交流のあるクリエイティブチームassistantが、彼の作品に“視覚的注釈”を与えるというカタチで協力している。神話性を持ったこの詩的なテキストとPMKFAの立体作品が、お互いのイメージを触発し合う非常に深みのあるプロジェクトが展開されている。
Report:原田優輝


今回の展覧会では、グラフィックを主な表現手段としてきたPMKFAが、初めて本格的な立体作品に挑んでいる。



立体物のほかに、2点の平面作品も展示され、PMKFAが創り出す2Dと3Dの世界観を行き来できるような会場構成になっている。



会場に展示されている英文は、assistant松原慈によるPMKFAの作品への視覚的注釈。会場では日本語訳のプリントアウトも置かれている。

Photo:Sebastian Mayer
展覧会前日の12月7日には、レセプションパーティも開かれ、多くの友人や関係者が集まっていた。


Exhibition Information
『Probarious』
Dec 8 2007 - Feb 3 2008 at Diesel Denim Gallery Aoyama
Artist Profile
PMKFA
Micke Thorsby。79年スウェーデン生まれ。コペンハーゲンとロンドンで活動し、現在は東京を拠点とする。PMKFAのグラフィックアートは、音楽関連、パッケージ、マガジンやブックなど多方面に渡り、過去のクライアントは、Universal Music、UNIQLO、Atlantic Records、WoodWood、Sixpack France、Beams T、Nudie Jeans、Ubiquity Records、Arkitip、Lo-Fi-Fnk、Kockyなど。また近年は新たなフィールドに活動の範囲を広げ、06年からスウェーデンの家具ブランド「Vujj」のアートディレクターを務め、ロンドンとミラノにて展示会を開催。また、グラフィックを多用した衣服レーベル「It’s Our Thing」を立ち上げる。“Probarious”は07年において、「Green Winter」(東京)、「A Bag Of Grease」(バルセロナ)に続いて3回目のエキジビションとなる。
assistant
assistantは、02年に松原慈、有山宙を中心に領域融合的デザイン活動として始まり、実験的な手法で、空間・建築、インタラクティヴ、現代美術の各分野で活動。05年からは新たにInternational & Interdisciplinary Design Practice - assistant Co., Ltd.を組織し、国際的に活動の幅を広げる。設立以来、世界各国のアーティストおよびクライアントと協力し、領域や国境から解放された自由なクリエーションを展開している。最近では、ロンドンデザインウィーク、ミラノサローネ、Design Tide in Tokyo 2007にて展覧会デザインを手がけたほか、森美術館、トーキョーワンダーサイト、秋吉台国際芸術村などで作品発表およびワークショップを展開している。










