9月11日から24日にかけて21_21 DESIGN SIGHTで開催されていた『THIS PLAY!』展。ショップやショーウィンドウなどの「ディスプレイ」の可能性を、新しい観点から再考するというテーマの下、7組のクリエイターが参加した同展に足を運んだ。
Report : 原田優輝



ISSEY MIYAKE meのディスプレイなどを手掛けている造形作家・田宮奈呂。オリジナルキャラクター「奈呂星人」と、meのテキスタイルや世界観が融合したフェルト製のオブジェが展示されていた。


同展のディレクションも手掛けたFINAL HOME津村耕佑氏と、現代美術作家・東恩納裕一によるインスタレーション。廃棄処分される予定だったマネキンを集め、そこにFINAL HOMEのウエアを着せ、東恩納作品でもしばしば用いられるサークル型の蛍光灯がかけられている。



mintdesignsの勝井北斗と八木奈央は、これまでに制作してきた衣服を撮影し、プリントした布をつなぎ合わせたダイナミックなインスタレーションを展開。



ファッションデザイナー堀場美代子とグラフィックデザイナー佳代子の姉妹によるブランドBLANK。写真上は、一枚のドレスに2パターンのプリントが施され、並べられたマネキンを片側から見ると赤ん坊が、もう片方から見ると老婆が浮かび上がるコンセプチュアルな作品『一生を着る』。写真下の作品『傘化け』では、オリジナル柄を使ったストッキングや足袋を制作し、妖怪「傘化け」の現代版物語を展開した。


mercibeaucoup,宇津木えりのインスタレーションは、「服で福笑いして遊びましょう!」がコンセプト。この展示のために宇津木が新たにデザインした洋服を巨大なボードの上に並べて、福笑いを楽しむ事ができ、その様子がスクリーンにもリアルタイムで投影される。



熱狂的な女性ファンが多いmina perhonenは、「スペースパッチワーク」と題し、会場のサインや細部のスペースなどに、同ブランドのオリジナルテキスタイルを使ったパッチワークを展開。会期中にもパッチワーク制作は進行し、多くの来場者も実際に作業に参加していた。

エントランスホールでは、展示に参加しているクリエイターたちの作品などが販売されていた。これは、シャチハタ株式会社の協力により製作された、世界初の布用インク内蔵スタンプで、mintdesinsのオリジナル柄を自由にプリントすることができる。

Exhibition Information
11 Sep. 2007 - 24 Sep. 2007 at 21_21 DESIGN SIGHT
参加クリエイター:
mina perhonen, 勝井北斗+八木奈央(mintdesigns), BLANK, 宇津木えり(mercibeaucoup,), 田宮奈呂 × me, 津村耕佑(FINAL HOME) × 東恩納裕一
音響デザイン:











