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KARL HYDE Solo Exhibition
Date: 8月25日〜9月15日
Location: ラフォーレミュージアム原宿

アンダーワールドのメンバーであり、クリエイティブ集団tomatoの一員としても活動するカール・ハイドによる世界初のソロ・ペインティング・エキシビションKARL HYDE“What’s going on in your Head when you’re Dancing?”が開催中。2メートル以上に及ぶ大作も含めた約90点のペインティング作品を展示するほか、創作ノートや制作のプロセスを収めた映像作品なども公開される。

SUGA DAIRO 7 DAYS BUTTLE
Date: 9月3日~9月9日
Location: 荻窪velvetsun

フリージャズピアニスト・スガダイローが7組のミュージシャンたちと即興演奏対決を行うイベント『スガダイロー七夜連続七番勝負』が開催される。出演者は松下敦(ZAZEN BOYS)U-Zhaan山本達久七尾旅人など。

第3回グラフィック「1_WALL」展
Date: 8月23日~ 9月16日
Location: ガーディアン・ガーデン

一次審査(ポートフォリオ審査)と二次審査(ポートフォリレビュー)を通過した6名が、個展開催の権利をかけて作品を発表する、第3回グラフィック「1_WALL」展を開催中。会期中の9月2日には、グランプリを決定する最終公開審査が行われる。

文化庁メディア芸術祭2010

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Film『落下の王国』 | 落下の王国 レビュー
落下の王国

「外見と中身の違う映画を作りたい」と話すターセム監督。『落下の王国』における“外見”とは、ターセム監督が“26年の構想”を経て、世界遺産13箇所・26ヵ国以上”で“CGを使わずにロケ”をした映像美である。

Text:須永貴子


象が海を泳ぐシーンは、16年前にターセムがコークのCMで同様のシーンを撮影したインド・ニコバル諸島で。その他、中国・万里の長城、カンボジア・アンコール・ワット、ナミビア・ナミブ砂漠、フィジー諸島などを舞台に、冒険譚が繰り広げられる。石岡瑛子による衣装デザインも、もちろん映像美に拍車をかけている。
その冒険譚とは、映画の撮影中の事故でケガをしたスタントマンが、入院仲間の少女に話して聞かせる6人の勇者の物語。悪の総督オウディアスに復讐するために、6人が世界各地を旅する映像が繋げられていく。

リアルとファンタジーの二層構造になっている本作は、祈る時に交差する10本の指のように、2つの世界が見事に溶け合っている。その理由としては、役者が2つの世界でキャラクターを演じ分けていること。そして、スタントマンが少女に物語を聞かせるのは、彼のある目的のために少女を操るためなのだが、その場しのぎであるがゆえに、語り手と聞き手の心理状態が物語に影響を及ぼしていくこと大きい。そして、リアルとファンタジーが結びついた瞬間、その2つの世界とも、予想外の結末を迎えることになる。
 
“自暴自棄の青年が少女と出会って立ち直る物語”も“6人の勇者の復讐の物語”も、一元的な物語としては映画として成立するが、それはよくある話。それを映像力でスタイリッシュに魅せるのは、ミュージックビデオやテレビCM出身の監督の得意技だが、ターセムは2つの物語が溶け合うケミストリーを生み出した。それこそが、この作品の“中身”なのだ。

落下の王国
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