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HANAYO Exhibition
Date: 1月27日〜2月5日
Location: VACANT

ベルリンを拠点に活躍する日本出身のマルチアーティスト花代の個展『においと光と笑いと記憶と涙の関係』が開催される。体と心の間にふと訪れる、直接的かつ無意識的な感覚に焦点を当てた作品が様々なメディアで表現される。また、1月28日には、宇川直宏氏とトークセッションも予定されている。

TAKU ANEKAWA Exhibition
Date: 1月22日〜2月3日
Location: Gallery Speak For

刺繍やシルクスクリーンを用いたアートワークなどで知られる姉川たくの展覧会「理想論」が開催中。今回の展示では、姉川氏のイラストレーションにスポットを当てた作品が展示されている。また、alfredoBANNISTERとのコラボレーションによる姉川氏のイラストレーションがあしらわれたオリジナルシューズも置かれている。

中村紋子「USALYMAN」展
Date: 1月13日〜2月16日 
Location: B GALLERY

写真と絵画を精力的に制作する中村紋子の新作展 『USALYMAN』 がB GALLERYにて開催。サラリーマンをテーマに、100人にも及ぶ様々な職種のサラリーマンを撮影した写真作品と、圧巻のデッサン力と色彩センスで描かれた絵画作品が展示される。

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FIlm『ダージリン急行』 | ダージリン急行 Review
ダージリン急行

ウェス・アンダーソン監督が、最新作『ダージリン急行』の舞台に選んだのは、混沌の国インド。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(01)、『ライフ・アクアティック』(05)により、天才監督の称号を与えられた彼が本作で挑むのは、インドの列車を舞台に風変わりな3兄弟が繰り広げるロードムービーだ。

Text:原田優輝

父の死がきっかけで疎遠になっていた3兄弟が1年ぶりに集い、結束を取り戻すための“心の旅”に出るべく、インド横断列車に乗り込む—。
そんな奇抜な設定に、またもニヤリとさせられてしまうウェス・アンダーソン最新作『ダージリン急行』。
ロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマン(劇中ではホイットマン3兄弟の末っ子ジャック役を務めている)との共同執筆によるこの作品は、なんと本物の列車を約3ヶ月間貸し切り、インド北西部ラジャースターン州の砂漠地帯を実際に走らせながら撮影されたのだという。

頭に包帯を巻きながら旅を続ける長男フランシス、妊娠した妻との間に問題を抱える次男ピーター、失恋の痛手を負っている作家の3男ジャック。父は他界、母は行方不明という恵まれない境遇に加え、それぞれがパーソナルな問題を抱えながら旅を続ける彼らは、時にいがみ合い、時になぐさめ合いながら、すべてを飲み込むインドという巨大な存在を前に、次第に自己と向き合わざるを得ない状況へと向かっていく。そして、様々な試練を乗り越えた(?)末に、行方不明になっていた母パトリシアが孤児たちと暮らしているというヒマラヤの修道院を訪れるが…。

一度乗り込んでしまったら、線路の上を進む列車に身を委ねることしかできない乗客たちの関係は、ともすると運命共同体としての「家族」に近いのかもしれない。(彼らを乗せた列車が“迷子になる”劇中のシーンは象徴的だ。)
“家族の絆”を再認識し、それぞれが抱える個人の問題への答えを導き出していくホイットマン3兄弟の列車の旅を通して、これまで描き続けてきた「喪失」「家族」といったテーマをさらに深めていくアンダーソンの手腕に、観客はまたしても引き込まれていくことだろう。

ダージリン急行
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