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HANAYO Exhibition
Date: 1月27日〜2月5日
Location: VACANT

ベルリンを拠点に活躍する日本出身のマルチアーティスト花代の個展『においと光と笑いと記憶と涙の関係』が開催される。体と心の間にふと訪れる、直接的かつ無意識的な感覚に焦点を当てた作品が様々なメディアで表現される。また、1月28日には、宇川直宏氏とトークセッションも予定されている。

TAKU ANEKAWA Exhibition
Date: 1月22日〜2月3日
Location: Gallery Speak For

刺繍やシルクスクリーンを用いたアートワークなどで知られる姉川たくの展覧会「理想論」が開催中。今回の展示では、姉川氏のイラストレーションにスポットを当てた作品が展示されている。また、alfredoBANNISTERとのコラボレーションによる姉川氏のイラストレーションがあしらわれたオリジナルシューズも置かれている。

中村紋子「USALYMAN」展
Date: 1月13日〜2月16日 
Location: B GALLERY

写真と絵画を精力的に制作する中村紋子の新作展 『USALYMAN』 がB GALLERYにて開催。サラリーマンをテーマに、100人にも及ぶ様々な職種のサラリーマンを撮影した写真作品と、圧巻のデッサン力と色彩センスで描かれた絵画作品が展示される。

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Public-Image.org/Interview/Music 10 月 29th, 2009
AFRA | アフラ|Musician
AFRA ヒューマン・ビートボクサー。1996 年にニューヨークのセントラルパークで見たThe RootsのビートボクサーRahzelのパフォーマンスに衝撃を受け、独学でビートボックスを始める。高校卒業後NYへ単身渡米。唯一の日本人として出演したビートボックス・ドキュメンタリーフィルム「Breath Control」への出演などを通して日本のコアなファンにも強烈に存在をアピール。2003年に日本人初の・ビートボックスアルバムとなる1stアルバム『Always Fresh Rhythm Attack』を、2004年にはプロデューサーにPrefuse 73を迎えた2ndアルバム『Digital Breath』をリリース。K-MOONとのビートボックス・バンド、AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND名義での作品に『I.B.B.』、『WORLD CLASS』、『AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND WORLD TOUR -BEATBOX TV』(DVD)などがある。

Contact
AFRA
URL:www.myspace.com/afrajapan
www.oddjob.jp
『Always Fresh Rhythm Attack 』
(2003 / ODDJOB RECORDS)
『Digital Breath』
(2004 / RUSH!PRODUCTION)
『Heart Beat 』
(2009 / rhythm zone)
AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND
『I.B.B.』
(2006 / アイランド)
AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND
『WORLD TOUR -BEATBOX TV-』
(2006 / Toy's Factory)
AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND feat.RYO the SKYWALKER
『SPRING BOUNCE』
(2006 / Toy's Factory)
AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND
『WORLD CLASS』
(2008 / rhythm zone)

K-MOONとのユニット、AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BANDでの活動を経て、ヒューマン・ビートボクサーAFRAが再始動。ソロとして3枚目となるニューアルバム『Heart Beat』をリリースする。AIの歌うMJカヴァー「Beat It」やBOSE(スチャダラパー)&永積タカシ(ハナレグミ)とのフリースタイル風セッション、RUDEBWOY FACEとのラガ・チューン、そしてadidasの世界コマーシャルとしてオンエアーされたRUN DMCのクラシック「My Adidas」のカヴァー。彩り鮮やかな作品群は、なんとビートボックスと歌、ラップ、すべてが人間の声のみで構成されているという。この脅威のアルバムを生み出したアーティストAFRAに迫る。

Text:小宮川りょう(REALGOLD$)


AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BANDの時、確か「ビートボックスの三重唱にこだわりを持っている」と言ってましたよね?

そうですね。3人だからできることをINCREDIBLE BEATBOX BANDでやってきたんですけど、常々ソロでも活動したいなぁと思ってたんです。INCREDIBLE BEATBOX BANDの時は打ち込みでトラックを作ったり、楽器を入れていたんですが、今回はその経験を踏まえて、“完全肉声”にこだわりました。ヒューマン・ビートボックス、ラップ、歌など人間の声だけでどこまで表現できるのかやってみたかった。声で言葉や音の持つメッセージや空気感を、聴く人のハートにダイレクトに届ける、それがこのアルバムのテーマです。

2003年の『Always Fresh Rhythm Attack』、2004年の『Digital Breath』と、過去にもソロアルバムを2枚リリースしていますが?

これまでのソロ作はスチャダラパーのSHINCOさんやTUCKERPrefuse 73など他のアーティストにプロデュースをお願いしていたんですけど、今回はトラックメイキングも自分でできるようになったという点で前の2作品より進化しましたね。今回はトラックメイカーでもあるし、気持ちが反映している分、フィクサーみたいな楽しみはありました。僕のコントロールの行き届いたアルバムです。AFRA色がより濃厚になっていると思います。

AFRAAFRA

ビートボックスで録ったものをゲストアーティストに渡して歌ってもらう、という流れで制作したのですか?

曲によって製作の過程が違うんですけど、大体そうですね。例えばMummy-Dさんとの曲はDさんがウチに来てくれて、そこで一緒に作りました。COMA-CHIとの曲は、ガチっとオシャレして出かけてっていうCOMA-CHIの雰囲気をイメージして制作したトラックを投げて、「こういうのを歌って」ってお願いしました。BOSEさんと永積さんは普段から仲良し。2人に曲をオファーして、さぁどういう曲をお願いしよう? と考えていたら、2人から「もうできたよ」って(笑)。

「木漏れ日の中の21世紀 feat. BOSE & ハナレグミ」だけ2バージョン収録されてますね。

永積タカシさんのアコースティックギターが入っている素晴らしい楽曲なんですが、今回のコンセプトが「人間の声だけで制作するアルバム」だったので、僕のビートボックスを交えて3人でフリースタイル風にセッションをして、改めて“声のみ”で録り直したんです。元のバージョンはボーナストラックとして収録しました。BOSEさんの切実な語り草と社会を見つめる鋭い視点、それと永積さんの温かい歌声の間にはスゴくギャップがあるんだけど、なぜかとてもマッチしている。何なんでしょうねこのマジックは。切なさがあって大好きな曲です。

AIの歌うマイケル・ジャクソンのヒューマン・ビートボックス・カヴァー「Beat It」は特に耳を引きますね。

追悼ということで。メアリーJブライジにしようとか、美空ひばりにしようとか、本当は案が色々あったんだけど、AIちゃんがライブでマイケル楽曲の一フレーズを歌っているのを聴いて「ヤバイな~」と。AIファンの中にはJ-POPしか聴かないリスナーも多いかもしれないけど、僕のヒューマン・ビートボックスを聴いて「ヒップホップ、ヤバイな~!」ってなったらメチャクチャ嬉しいですね。

参加しているゲストがとにかく豪華ですよね。

ゲストは大きく分けると2タイプあって、「憧れの先輩系」と「同級生系」。前者はBOSEさん、Mummy-Dさん。後者は同世代で頑張っているCOMA-CHI、サイプレス上野GEBO。意外なところでヒップホップの大先輩クール・キースやエレクトロの歌姫ピーチーズなんかもシャウトアウトをしてくれています。彼女はメチャクチャ良いライブをするんですよね。衣装をガンガン脱いでいくパフォーマンスが楽しくて、どんなジャンルの音楽を好きな人でも楽しめるステージを演るのがスゴい。ピーチーズに限らず、今回ゲストで参加してもらった人は、いずれも音楽的に尊敬できる人ですね。

AFRAさんは人を惹き付ける不思議な魅力がある人物だなと常々思います。ゲストを呼んでワイワイパーティ的に演るというのが、いかにもAFRA的だと感じました。

ワイワイやるのが好きなんで(笑)。でも、曲を作っている時は、一人の世界にどっぷりと入り込んでしまうので、僕の中ではストイシズムとパーティ感の両方があるんですよね。歌を乗せてもらって、初めてパーティっぽさが出てきたのかも。他人とコネクトするのが好きなんです。でも、そのためには自分の内面を出さなきゃいけない。そう感じたので、今回は自分の個人的な思い出をリリックに書きました。

ヒューマン・ビートボックスとの出会いを綴った「真夏のサンダー」という曲ですね。

普段はあまり話す機会もないし、曲にしてしまおうと思って。1996年、ニューヨークに行って、ザ・ルーツのビートボクサー、ラゼルのショーケースで、初めてヒューマン・ビートボックスを見た時の衝撃を歌ってます。あの時は、目が点になりましたね。お客さんの盛り上がってる姿や景色、その場の光景が目の前にまだ残ってます。自分の感じた楽しさや驚き、そういう個人的体験を誰かとシェアしたい気持ちはいつもどこかにあります。シェアした分だけ楽しみが増す、これは間違いないです。

楽しさをシェアするという意味で特に「Wild Bounce feat. サイプレス上野」は良いですね。言葉や音の響き、その場を楽しもうというポジティヴなヴァイブスを感じます。

サイプレス上野が「最近はシリアスな楽曲が多いから、何にも言ってない曲を作ろう」って。本当に何にも言ってない曲になりました(笑)。でも、意味なんて持たなくてもラップは成立するんですよね。メッセージを伝えてなんぼみたいな部分が大事にされ過ぎているけど、音の響きだけでもOKになっちゃうのが、音楽の素晴らしいところ。そういう意味で、サ上はいいポイントを突いてきたなと。

AFRA

ヒューマン・ビートボックスを見ていると自然と笑顔になりますよね。そこに意味やメッセージなんてないのに。

ニコニコというかニヤニヤですね(笑)。なんなんでしょうね、あの楽しさは?
ビートボックスは純粋に音を楽しむ感覚的な表現だし、そもそも音楽って自由やし。ビートボックスはヒップホップのアートフォームの一つだけど、それを通じてポップスやロック、レゲエ、他の様々なジャンルやカルチャーにコネクトすることができるスゴいツールだと思います。

ツールの話をすると、最近Webを積極的に活用していますよね。例えば、今回のアルバムリリースに先駆け、「AFRA Tube」と題してYouTubeで楽曲をひとつずつ紹介したり。

曲を作ってる時も「あの曲は何のサンプリングだったっけ?」って調べるためにYouTubeを見ていることが多いんです。CDやレコードで聴くより、映像で観たほうが時代感がつかめるし。どこかに繋がる窓みたいでスゴいですよね。一曲見て、また別の曲をクリックしちゃって、最終的に自分は何しようとしてたんだっけってなったり(笑)。便利になるのは果たしていいことなのかな? って思うこともありますけど、そういう危険性を孕んでいることをふまえて、Webツールを活用していこうと思います。最近、ラッパーのZEN-LA-ROCK、DJ のSKYFISHDONSTAたちと「OUTTANET」というネットラジオをやっているんです。メディアで紹介されていない、埋もれている良いもの、僕らの価値観でいいと思ったものを発信していきたい。そう考えています。

最後にPublic-image.orgの読者にメッセージを。

“口ばっかり”でスミマセン(笑)!



『HEART BEAT』

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