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SOUTAISEI-RIRON New Album
Date: 1月7日

Public/image.FOUNDATIONにも出演した相対性理論のフルアルバム『ハイファイ新書』がリリース。ライヴで披露されている楽曲を中心に全9曲が収録されている。

Kozue Himi Exhibition
Date: 12月23日〜12月28日
Location: NOW IDeA by Utrecht

イラストレーター氷見こずえの最新作品集「furry」の出版を記念し、収録原画を集めた展覧会が青山のNOW IDeA by Utrechtにて開催中。

KATSUKI TANAKA Exhibition
Date: 12月19日〜2月1日
Location: CALM & PUNK GALLERY TOKYO

映像やマンガを始め、多様な表現手段で制作を続けているアーティストタナカカツキによる個展「炎の画家タナカカツキの生涯〜わだはガッポになる」 が開催中。100号サイズのキャンバスに描く緻密な風景画や、81,000枚もの静止画の連続を8時間かけて再生する作品などが展示されている。タナカカツキ氏のインタビューはこちらから。

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Public-Image.org/Interview/Music 3 月 18th, 2008
CRYSTAL CASTLES | クリスタル・キャッスルズ | Musician
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『Crystal Castles』

「ヘビがファックしているような音楽」と自らの音楽を形容するクリスタル・キャッスルズ。その意味こそ分かりづらいが、優等生バンドばかりの昨今においては珍しい、なんとも頼もしいコメントに感じる。“オリジナル”というものを一心に追求する姿勢の表れであろう。ニューレイヴとも共振しつつ、攻撃的なビートにローファイな暖かみも感じるテクノポップ・パンク。MySpaceから飛び出した超現代型ミュージックは、現状の音楽界を否定し、その膿を出すことができるのだろうか? MySpaceという、ある種「現代のクチコミ」のよって草の根的に広がったバンドが、とうとうファーストアルバムをリリースする。昨年末、来日を果たしたバンドのメンバー、イーサンとアリスを、東京での初ライヴ前日に取材した。

Text:大草朋宏

ファーストアルバムの制作において、どのようなことを意識しましたか?

イーサン(以下E):バンドを始めて約3年。今までにだいたい100曲くらい作ったと思うんだけど、1枚のアルバムとしてまとまり良くなるように、とりあえずは好きな曲を16曲選んだよ。シングルは限定盤だったり、廃盤になっていたり、アメリカで出回っていなかったりしていたし、初期のデモなんかも加えたので、過去3年のハイライトとなるようなアルバムになったね。

総決算となるこのデビューアルバムを通して、音楽界に何か新しい衝撃を与えられると思いますか?

E:それは間違いなくできると思う。新しいサウンドをショーケースとして提示できたんじゃないかな。先のことは考えていないけど、今に焦点を当てると、とてもフレッシュだし、自分たちをよく表現できていると思うよ。

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ヴェルヴェット・アンダーグラウンドソニック・ユースなどのニューヨークのアーティストから影響を受けたと公言していますが、出身であるカナダのトロントから近いことと関係はありますか?

今はずっとツアーで世界を回っているから、トロントの家はもう貸し出しちゃっているんだよね。影響を受けたといっても、サウンド自体より、“彼らが当時オリジナルなことをやっていた”ということに影響を受けているんだよね。そういうオリジナルな存在でありたいとは常に思っているよ。

曲作りは具体的にどのように進めていくのですか?

E:まず、壊れたキーボードや機材を触りながら、好きな音を出していく。キーボードを触っていると、アイデアが出てくるんだよ。

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壊れたキーボード?

E:そう。壊れたものを拾ってきたりするんだ。最初は音が出なかったりする。でも自分でサウンドチップを直したり、回線を繋いだりすると、必ずしも直るとは限らないけど、音が出たりもするんだよ。もともとの音とは違う場合もあるけど、それが面白い。お店で誰でも買えるようなものは使いたくない。みんな同じ音が出るわけだしね。だから他の人とは全然違う音が出るキーボードを意図的に使うんだよ。

じゃあ、まずはキーボードの音色なんですね。

E:気に入る音が出るまで、壊れたキーボードを触るということ。そこからすべての作業が始まる。そこで気に入った音が出たら、それをもとにトラックやメロディを作る。いくつか作ったらアリスに聴かせて、ボーカルを乗せたいと思う曲を選んでもらい、歌を乗せていくという手順だ。

アリスは、どのような曲に反応するの?

アリス(以下A):場合によってだけど、曲自体が気に入ったから選ぶときもあるし、聴いてすぐに歌詞のインスピレーションやアイデアが生まれたりするものね。

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曲を作る上でのモチベーションはどこにあるのですか? 何かに対する怒り? それとも欲望の赴くままに?

E:バンドを始めた理由のひとつでもあるんだけど、オリジナルなサウンドを作っていきたいというのがまずあるんだよ。新しいものを作ろうという考えから始まっているので、やはりオリジナリティの追求が大きなモチベーションになっているね。

バンドを始めた頃は、オリジナリティのない音楽が多いと感じたんですね。

E:バンドを始めたのは、2003年くらいだと思うけど、巷に出ているバンドのほとんどがトレンドの音楽をコピーしているだけのような状況だった。例えば、ラプチャーが流行ったら、みんなでコピーしたりね。とても嫌気がさしていたよ。だから自分たちでバンドを始めることにした。コピーするってことは、自分たちにとっては、バンドをやる意味がないんだ。バンドをやるからには常に新しいことをやって、どんどん進化していきたい。

なぜ、みんな流行の音楽をコピーするんだと思いますか?

E:個人的な意見だけど、お金を作るために一番簡単なのは、最新のトレンドをコピーすること。ほとんどのバンドがそう考えているからじゃないかな。流行っているサウンドと同じようなものを作れば、レコード会社の契約をゲットできると考えているからじゃないかな。

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自分たちはお金のためじゃない、と。

A:実際、儲かってないしね(笑)。

E:革新的なものを作ろう、他にはないものを作ろうと思って、音楽をやっているんだ。だから実際に始めたときは、「アメリカで15人くらいは僕らの音楽を聴いてくれる人がいるだろうから(笑)、いろんな土地の小さなクラブのパーティを回ったらいいんじゃないか」と。だからこういうコトになるとは思ってなかったね。

A:まさか日本に来られるなんて! ウレシイけどね!

日本には、少なくとも15人以上はファンがいたということですね(笑)。ところで、MySpace上で見られるアーティスト写真のように、下を向いていたり、デザインで顔をはぎ取っていたりと、顔を目立たないようにしているのは何故ですか?

E:もともと音楽をやるためにバンドを始めたのであって、写真を撮られたいわけではないからね。

では、最後に明日のライヴ(07年12月の公演)への意気込みをお願いします。

E:何人くるかわからないけど、楽しむだけだよ!

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