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HANAYO Exhibition
Date: 1月27日〜2月5日
Location: VACANT

ベルリンを拠点に活躍する日本出身のマルチアーティスト花代の個展『においと光と笑いと記憶と涙の関係』が開催される。体と心の間にふと訪れる、直接的かつ無意識的な感覚に焦点を当てた作品が様々なメディアで表現される。また、1月28日には、宇川直宏氏とトークセッションも予定されている。

TAKU ANEKAWA Exhibition
Date: 1月22日〜2月3日
Location: Gallery Speak For

刺繍やシルクスクリーンを用いたアートワークなどで知られる姉川たくの展覧会「理想論」が開催中。今回の展示では、姉川氏のイラストレーションにスポットを当てた作品が展示されている。また、alfredoBANNISTERとのコラボレーションによる姉川氏のイラストレーションがあしらわれたオリジナルシューズも置かれている。

中村紋子「USALYMAN」展
Date: 1月13日〜2月16日 
Location: B GALLERY

写真と絵画を精力的に制作する中村紋子の新作展 『USALYMAN』 がB GALLERYにて開催。サラリーマンをテーマに、100人にも及ぶ様々な職種のサラリーマンを撮影した写真作品と、圧巻のデッサン力と色彩センスで描かれた絵画作品が展示される。

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Public-Image.org/Column/ECD 12 月 21st, 2007
ECD + 植本一子| 寿命 | 「WE ARE ECD+1」Vol.1
ecd

Text:ECD
Photo:植本一子


「絶対反対なのに何ゆうとるの!47と23なんて親子の年齢差よ!その男はいちこに甘えとるよ!」
いちこが母親からのメールを見せてくれた。正月は僕と一緒に帰郷すると伝えたメールへの返信だった。
ECD

「CCCD反対!」「戦争反対!」—。これまで「反対」は自分が誰かに向かってすることで、自分が「反対」されるという事態に、この年齢になって立ち向かうことになろうとは夢にも思っていなかった。

付き合い始めてひと月も経たないうちに、いちこは僕と結婚しようと思っていることを母親に伝えた。すぐに返ってきたのが「そんな年寄りは寿命ないから反対!」という返事だった。
僕自身は、何はともあれ挨拶くらいはしておかなければと思っていたから、正月の帰郷に同行することにためらいはなかった。ところが、いちこの母親は僕と会うことが自動的に交際を認めることになってしまうと考えているらしかった。
一度は自ら東京に出てきて、僕の顔を見てやろうとしたのだが、頭に血がのぼりすぎてもいけないと思いとどまったということだった。

いちこはいちこで、僕を連れて帰れないのなら今度の正月は帰らないという。
出る幕がなく手をこまねいていた僕に、古い友人Tから何年振りかで電話があって、思い出したことがあった。Tは僕と同い年なのだが、何年か前に15歳年下のJちゃんと結婚したのだった。年齢差こそ僕といちこほどではないが、TはJちゃんと付き合い始めた当初は妻子がある身だった。そんな結婚をJちゃんの両親がどうして認めてくれたのか。Jちゃんの両親の存在など、それまで考えもしなかったことだった。

今年の春、乳がんの手術をした猫のプーちゃんの胸に、また大きな腫瘍ができている。春の手術では50万円を超える費用がかかった。しかも、術後の経過が思わしくなく、プーちゃんは何週間も食事を摂れない衰弱した状態が続いた。もう一度手術を受けさせることは、費用の面で今は難しい。それにプーちゃんをもう一度あの苦しい状態に戻すことでどれだけの寿命が延びるのかもわからない。プーちゃんはもう10歳だ。僕はこのままプーちゃんに手術を受けさせることはないだろう。その判断が正しいかどうか、それはわからない。

以前から何かあると相談していたという47歳の女性に会って帰宅したいちこは、すっきりした顔で、やっぱりひとりで帰って母親と話してくると僕に告げた。僕の出番はまだない。


ECD

植本一子




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